読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「医者が教えるサウナの教科書」(加藤容崇著)

こんばんは。

今日は慶應義塾大学医学部特任教授で、日本サウナ学会代表理事の加藤容崇さんによる「医師が教えるサウナの教科書」という本です。なお、加藤さんは「サウナ教授」とも呼ばれているらしいです。

 

 サウナ愛好家を指す「サウナ―」や、サウナに入った後の心地よさを表す「ととのう」といった言葉が普及してきました。僕も少し前に初めてサウナに行き、何とも言えない感覚を味わいました。そのときはネットでざっと入り方を調べて行ったのですが、もう少し詳しくその辺りを知りたいと思い、本書を手に取りました。

まず、基本的なこととして、サウナに入るのは、ただ単にサウナ室に入ることだけを言うのではありません。

  サウナ → 水風呂 → 外気浴

をワンセットで行うのが基本的な形です。非常にざっくりと説明すると、サウナの熱さで温めた身体を、水風呂に浸かることで一気に引き締めて、最後に外気浴によって通常の状態に戻すのです。これを3~4セット行うと、いわゆる「ととのった」状態になる…というわけです。

身体は、急激に温められたり、冷やされたりすることで、「非日常的な危機的状況」(p20より引用)にさらされます。体内では、自律神経や心拍、血圧、血流量、脳内ホルモンなどをコントロールすることで、その環境に適応しようとします。その過程で、身体はリラックス状態であるにも関わらず、興奮状態のときに出るホルモンも体内に残っているという珍しい状態になります。これが「ととのう」の正体です。その感覚は人によってさまざまなようですが、僕の場合は「横になると地面と一体になるような気だるい感覚」でした。

サウナの魅力は、「すべての健康法の中で、最も効率的に、そして瞬時に、脳と体を「ととのえる」=「コンディショニングする」ことができる」(p16より引用)ことだと著者の加藤教授は説明しています。また、サウナには、集中力アップや睡眠改善、脳疲労の除去など「一石八鳥」くらいの効果があるとしています。本書にはその根拠が医学的な観点から詳しく書かれていますので、納得感を得ることができます。学術用語も一部出てきますが、あまり心配することはないと思います。

一般的なサウナの入り方などはネットでも拾えますが、その根拠、周辺知識が詳しく書かれていますので、「なるほど!そんな効果があるのなら、一度サウナに行ってみよう」と思うこと請け合いです。少しでもサウナに興味がある人は、読んでみることをオススメします。

ちなみに、この記事を書いている今現在、この後僕は夜勤に入るのですが、夜勤明けにサウナに行こうかなと思っていたりします(笑)