読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「ゼロ」(堀江貴文著)

おはようございます。

今日は堀江貴文さんの「ゼロ」という本を取り上げます。

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

ITを武器に時代の寵児としてもてはやされた時期もあれば、逮捕され拘留される時期もあった堀江さん。好きとか嫌いとかではなく、僕はそういった世間で話題になっている人に対して、一歩引いた見方をすることが多いです。なぜなら、話題になる人には飛び抜けた才能があって、とても我が事のようには思えないからです。本書を手に取ったのも、何となく「読んでみよう」と思ったからでした。

しかし、読み進めていくうちに、堀江さんも普通の人とそこまで大きく変わらない方なのだとわかりました。不器用で、寂しがり屋で、まっすぐな方なのだと。

では、どこか世間一般の人と違うのかというと、巡ってくるチャンスの捉え方と、実際の行動です。本人は「ノリのよさ」と表現していましたが、あれこれ考えずに自分が良いと思えばすぐにやってみるというシンプルな考え方です。また、文章の中に何度も出てきますが、「没頭」できるのが大きな特徴です。寝食も忘れるくらいに没頭して、かつスピード感を持って物事に取り組むことで、圧倒的な結果を出してきたのでした。

三つ大きく印象に残ったところがあって、ひとつはマイナス思考に陥るのはヒマだからであり、睡眠以外の時間を仕事や遊びで埋め尽くせばそもそも悩むことはないというものです。僕の場合、今でも仕事で叱られることがたくさんあります。そんなとき、「あぁ、また叱られた」などとイヤな気分になります。でも、堀江さんからすれば、そんな気持ちが芽生える瞬間がある、つまり、目の前のことに没頭できていないということなのでしょう。

次に、他人の時間に生かされるのか、自分の時間を生きるのかという話も興味深かったです。同じ仕事をしていても、決まりだからとやらされていれば、それは他人の時間に生かされていることになる。一方、自分なりのやり方を試行錯誤して、少しでも前進するようにできていれば、自分の時間を生きていることになる。他人の時間に生かされるのをゼロにするのはできないにしても、できるだけ自分の時間に生きられるようにするのが大切です。

最後に、ゼロの状態にある場合は、掛け算ではなく足し算で積み重ねなければ道は開けないというものです。「レバレッジをきかせる」という言葉があります。少ない労力で大きな結果を出すことを指しますが、ゼロの状態にあれば、何を掛けてもゼロにしかなりません。まずはイチを足していく。そして、イチを足すには努力するしかない。堀江さんはそう強調していました。

僕自身も、目の前のことにもっと集中して、現在の殻を破れるように頑張らないといけないと思いました。結果が出せないで困っている方や、やりたいことがないと悩んでいる方にお勧めしたい本です。