読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

ダイヤモンドプリンセス号の報道に思うこと

おはようございます。

新型コロナウィルスの報道が連日メディアでされており、中でも、ダイヤモンドプリンセス号のことがクローズアップされています。

僕としては、長い期間、閉鎖的な環境におかれている乗客のみなさんの心身の健康状態が気になります。中には、窓のない部屋もあるらしく、部屋の外にも自由に出れないストレスといったら、想像を絶するものがあると思います。

報道を見ていると、乗客のみなさんは情報不足を不満に感じているようで、メディアのコメンテーターからは「タブレットを配布してはどうか?」などの意見も挙がっています。

でも、もっと根本的な問題は、刺激がなさすぎることではないかと思うのです。昔、心理学の授業で、一切の刺激を遮断された人はたとえもとの状態が不快なものでなくてもしばらくすると異常をきたすという実験のことを聴きました。船内にいる乗客は、まさにこれに近い状況なのではないでしょうか。

テレビが1局しか映らない、船内にはたくさんの娯楽施設があるのにそれも使えない、外の景色も変わらない、他の人との交流も制限されている…きっと1日がとても長く感じられるでしょう。

このような状況でこそ、本の出番なのではないかと僕は思うのです。中古本販売業者などが手を挙げて、売れ残ったものでもなんでもいいから、絵本や雑誌、長編小説、ビジネス書、洋書など、いろいろなジャンルの本をたくさん提供する。読書が苦手な方でも、何もないよりはマシなはずで、こんなときくらいしか本に触れない人もいるのではないでしょうか?タブレットが配布されれば電子書籍という選択肢も発生しますが、その多くは有料なので、やはりハードルが高くなります。少なくとも、僕が同じ状況に置かれたら、本が読みたいと切実に思うはずです。

国の対応が後手を踏む中、少しでも早く劣悪な環境から逃れられることを心から願っています。