読書記録 for me

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「野村克也 野球論集成」(野村克也著)

こんばんは。

今日は野村克也さんの「野村克也 野球論集成」という本を取り上げます。

 

野村克也 野球論集成

野村克也 野球論集成

 

ものすごく堅いタイトルですね(^^;)

ただ、内容も非常に充実していて、野村さんがプロ野球選手として、プロ野球チームの監督として体得してきた技術や野球についての考え方が余すことなく記されています。僕みたいなヘボプレイヤーにはレベルが高すぎるきらいはありますが、野球をしている人には間違いなく勉強になる本です。

この本の功績は、感覚的に語られることの多い野球技術をできる限り言語化したことにあると思います。名前を出して恐縮ですが、長嶋茂雄さんの指導はよく「こう、腰をバッと…」など、擬音語を使ったもので語られます。それとは反対に、野村さんはカウントごとの打者の考え方、配球の組み立て方など、一つひとつ理論立てて説明されています。野球の指導者は必読でしょう。

前回取り上げた「セイバーメトリクスの落とし穴」(お股ニキ著)は素人がデータを中心にした切り口で野球を分析にしたものでしたので、バリバリの現場の人が書いた野球技術書である本書はその対極にあります。両方を読み比べたらおもしろいと思いますし、野球の見方が広がるのではないでしょうか??