読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「わかりやすく〈伝える〉技術」(池上彰著)

こんばんは。

今日は朝から草野球。2019年シーズンの開幕でした。同点のまま時間切れとなりましたが、抽選勝ちとなり、幸先のよいスタートとなりました!

今日は池上彰さんの「わかりやすく〈伝える〉技術」という本をご紹介します。

 

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

 

先日このブログでも取り上げた「伝える力」と内容がかぶるところもあります。しかし、こちらの方が具体的かつ体系的にノウハウが書かれていると感じました。

以下、参考になったことをいくつか書きます。

・3の魔術

ポイントをまとめたり、構成を考えるときに、3つに分けると伝わりやすいということです。2つだと物足りない感じがして、4つ以上になると散漫になってしまうと池上さんは述べています。だから、プレゼンテーションにおいて、伝えたいポイントが4つ以上あるときも、3つに絞り込むか、4つあるポイントのいずれかをまとめられないか考えた方がよいということでした。3つにまとめる重要性は、大学教授の齋藤孝さんも何かの本で説いていたと思います。

・接続詞を使わないことを意識して文章を考える

これは「伝える力」にも出てきた内容です。僕も含めて、あまり考えることなく「そして」とか「そのため」といった接続詞を使いがちです。しかし、接続詞を使ってできあがった文章を読んでみると、案外、論理的でないものが多いそうてす。つまり、論理的でないことを、接続詞を使ってごまかしているわけです。論理構成のしっかりした文章を書こうとするなら、あえて接続詞を使わないようにすれば、自然と論理的な文章になるのだとしています。これは気づかなかった点で、とても勉強になりました。

・ノイズをなくす

池上さんの解説番組では図解がよく出てきますが、ただ図解すればよいというわけではありません。図解によって伝えたい内容がしっかりと受け手に伝わるように、余分なもの(ノイズ)をカットする事が大切です。本書では日本の学力調査の順位が下がった例が紹介されています。このとき、単に「日本の学力調査の順位が下がった」という事実だけを伝えたいなら、過去のデータと現在のデータが必要になりますが、データ上の他の国の順位や得点などは図に載せる必要はありません。これらを載せることで、余計な情報まで入ってしまい、伝えたいポイントがぼやけるのです。

もう一つ、物事の順序を図解するときも、初めからすべてのプロセスをオープンにするのではなく、プロセスごとに順番にオープンしていくのがよいということてす。ワイドショーで使われるフリップの「めくり」の手法ですね!

以上、参考になったことも3つにしてみました。その結果、わかりやすい内容になっていたかはわかりませんが…。とにかく、日頃から人に何かを伝える機会のある方、特にプレゼンテーションや講演をする方には、コンパクトながら非常によくまとまった本だと思います。僕も6月に、数は多くないものの、市民さんの前で1時間ほどしゃべる機会がありそうなので、本書の内容を活かして、少しずつ準備していきます!