読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「方法序説」(デカルト著)その3

おはようございます。

昨日から年賀状の準備をしています。しかし、3枚ほど書いたところでプリンターのインクが無くなってしまいました。段取り悪いですね(笑)

今日も引き続き、デカルトによる「方法序説」をまとめていきます。今日は第3部と第4部になります。

 

方法序説 (岩波文庫)

方法序説 (岩波文庫)

 

 第3部では、物事を進めるにあたって、その過程において気を付けなければならないことが3つまとめられています。

  1. 法律と慣習に従うこと:極端な方に走らず、広く受け入れられている意見に従うことが大切であるとしています。
  2. どれだけ疑わしい意見でも、自分が真であると認めた意見は一貫してこれを信じること:本書はここで森で迷う人のことを例に挙げています。出口を求めてあちらに行きこちらに行きとするよりは、できるだけまっすぐ進む方が、自分の探していた出口ではないかもしれないけれど、少なくとも森からは抜け出せるという具合です。
  3. 世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように努めること:自分が最大限のことをしてもできないことは自分には不可能なのであるから、そういったものには執着すべきではない。自分の思想を信じるのが大切だということです。

以上のことから、デカルトは生涯をかけて真理の認識に力を注ぐことを仕事として選んだとしています。

そして第4部では、有名な「我思う、ゆえに我あり」の一節が登場します。物事の真理を疑おうとする間も、そう考えている「我」は何者かでいなければならず、そこに「存在」という真理があるとしています。

このとき、「我」は実体(「存在するために他のいかなるものも必要とせずに存在するもの」(本書訳注p116より引用)。例えば「神」)であり、その本質は考えることにあります。本質が「考える」ことにあるのならば、その存在には場所とか物質的なものも必要としないということになり、そこに「魂」の存在が認められるということです。

以降、第4部ではこういった考えに基づき、三角形の内角の和の話や、睡眠中に見る夢について考えを巡らせています。また、第5部でも心臓を中心とした血液の循環について語られています。

この辺になってくると、本書序盤で語られていた内容を踏まえて読み進めるのが難しくなってきました。もしかしたら、その1からその3までの記事で矛盾したことを書いているかもしれませんので、そのときはごめんなさい。僕の読解力がなかったということにしてください…(^^;)

最後に第6部がありますが、こちらについては改めて記事にするか、内容によっては割愛するかもしれません。どちらにしても、何度か読まないと本書の内容は理解することができないと思っています。

この記事を書いている最中に、注文していたプリンターのインクが届きました。これから年賀状の続きをやろうと思います。

みなさん、楽しいクリスマスをお過ごしください!!