読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「脳と気持ちの整理術」(築山節著)

こんばんは。

今日2本目の投稿です。

ここ2冊、築山節さんの本を取り上げてきました。最後にもう1冊、「脳と気持ちの整理術」という本についてまとめておきたいと思います。

脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める (生活人新書)

脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める (生活人新書)

 

本書のあとがきに、「脳が冴える15の習慣」は何となく頭がぼんやりしたり、記憶力などが衰えていると感じる状態を改善するための習慣を書き、本書では変化の激しい時代を切り拓いていくためには何が大切かを書いたという趣旨の文章があります。

しかし、本質的な内容はそれほど変わらないので、「脳が冴える15の習慣」と重複しているところが多くありました。

そのため、今回は重なっていなさそうなところで、かつ個人的に参考になったことをまとめようと思います。

・「強い不快+強い快」では平衡は保てない

変化の激しい現代では、快と不快のバランスをとることが大事です。日々暮らしていると、どうしても強い不快な感情を抱くときは出てきます。そこでバランスをとるために、強い快を求めたくなりますが、これでプラスマイナスゼロになるかというと、そうはならないと著者は述べています。なぜなら、感情の波が大きすぎて、極端な方向に走ってしまいがちになるからです。この場合は、感情を挟まずにできることをコツコツとやっていくのか良いそうです。

・感情コントロールの上で良いバランスは、快:ちょっと不快:すごく不快=6:3:1

常に快の状態でいるのが理想と思われますが、脳の楽をしたがる性質から考えると、仮にいったん快が10の状態になったとしても、すぐに快の状況の中から不快な要素を見つけ出して、不快感をどこかに感じるようになってしまいます。イヤなこと、面倒なことは結局のところ無くならないと開き直って、上記のバランスを保つことを考えた方が良いとしています。

・社会はひとつの舞台のようなもの

ここでいう「舞台」とは、いわゆるステージそのものではなく、ミュージカルなどの演劇を指していると考えてください。つまり、いつも主役でいようとするのではなく、時には脇役になったり、裏方になることで見えてくるものもあります。また、考え方によっては、脇役や裏方がいるからこそ自分が主役として目立っているわけで、いろいろな立場から物事を捉えるのが大切になります。

今回は、「脳が冴える15の習慣」との差異に着目して書きました。本書も内容的にはオススメなのですが、「脳が冴える~」を読んだ方には補足のための本という位置づけにとどまってしまうかもしれません。

実はもう1冊、築山節さんの本があるのですが、少しテーマが違うものなので、こちらはまた別の機会にご紹介しようと思います。