読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「大切なことだけやりなさい」(ブライアン・トレーシー著)

こんばんは。

今日はブライアン・トレーシー著の「大切なことだけやりなさい」という本についてまとめます。

大切なことだけやりなさい

大切なことだけやりなさい

 

著者のブライアン・トレーシーは、アメリカのビジネスコンサルタントの権威ということです。また、この本はかつて「フォーカル・ポイント」というタイトルで出版されていたものの新装版となります。

フォーカル・ポイントとは「最も大切なこと」という意味ですが、本書はビジネス以外の、健康やお金、人間関係などさまざまな分野にわたって書かれているのが特徴的です。

ベースにあるのはパレートの法則で、いわゆる「80:20の法則」です。この法則は、「上位20%の効率的な業務が収益の80%を生み出す」というものです。これをビジネスだけでなく、さまざまな分野に応用していきましょうというのが結局のところの著者の主張です。

それだけなら大した内容ではないわけですが、本書がもう一つ特徴的なのは、各分野の「20%の効率的な行動」を見つける方法です。本書では至るところで著者から“Question”が投げかけられます。“Question”に答えながら読み進めることで、読了後には取り組むべき行動を導き出せるようになっています。

キャリア形成の項を例にすると、次のような質問が並んでいます。

  • 「あなたの価値は何だろうか?」
  • 「あなたは何を信じているのだろうか?」
  • 「あなたは何のために働くのだろうか?」
  • 「あなたは何のためには働かないだろうか?」
  • 「あなたの信念・行動原理とはどのようなものだろうか?」

 (本書p157~p158より引用)

これらは質問のごく一部で、登場する“Question”の数をざっと数えたところ、なんと全部で175個ありました!ただし、違う分野(章)で同じ内容の質問をしてたりもするので、種類としてはもう少し少ないかもしれませんが、数えてみるとすごい数ですね…。ちなみに、積ん読を解消したい僕は今回は質問の回答をいちいち考えはしませんでしたが、時を改めて、じっくり考えてみたいと思います。

本書の監訳者は以前このブログでも取り上げた「レバレッジ時間術」の著者である本田直之さんです。監訳者の言葉として本田さんは質問の回答を実際に紙に書いて読み進めて欲しいと述べていました。確かに、一つひとつの質問に丁寧に取り組めば、自分にとっての「大切なこと」が導き出せると思います。そういった意味では、非常に実践的な本と言えますね!

メッセージは非常にシンプルなのですが、それをさまざまな角度から深く考えるための工夫がされています。質問に対する答えを考えずにこの読書記録を書くのはおこがましい気もしたのですが、ひとまずご紹介ということでお許しいただければと思います(^^;)