読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「段取り力」(齋藤孝著)その1

こんばんは。

台風の被害を受けられた方に、心よりお見舞いを申し上げます。予想より南に少しずれたため、僕が住む地域はそれほど大きな影響はありませんでした。

さて、今日は前回と同じ齋藤孝さんによる「段取り力」という本についてまとめます。

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)

 

前回取り上げた「仕事力」という本の中に、読書についての項目がありました。そこで、読書は垂直的に深堀りしていくのが大事とありました。つまり、同じ著者の本を何冊も読んで、その著者の思想体系を身体に染み込ませる読み方が良いということです。

今は積ん読から選んで本を読み、記事を書いています。あと1冊、齋藤孝さんの本がありますので、次はその本を読むつもりです。

前置きが長くなりましたが、本書では前半に事例から見た段取り力が書かれており、後半にいくにしたがってノウハウの本質的なところに向かっていく構成です。ちなみに、前述の「仕事力」は逆で、抽象から具体に向かう構成でした。

事例ですごいと思ったのが、スピードスケートの清水宏保さんの段取り力です。清水さんの場合は、もはや「段取り力」という概念を超越したところでトレーニングをしていました。

清水さんで特徴的だったのはあの太い太ももだと思います。しかし、清水さんは単に「太ももを鍛える」という捉え方ではありません。「どこどこの筋繊維の隣の筋」というような、常人では考えられないくらいの超ピンポイントをイメージして鍛えていたのです。

感覚を極限まで研ぎ澄ますことを繰り返すことでたどり着いた境地だと思いますが、そういった超具体的なイメージでもって、目標達成のためのトレーニングメニューを組んでいたそうです。鮮明すぎるほどのイメージができるから、逆に同じトレーナーにずっとマッサージしてもらっていると特定の部位ばかりのマッサージに当人は感じてしまいます。だから、たびたびトレーナーは替えていたようです。

段取りといってもいろいろあると思いますが、段取り力を極めた人はトラブルにも柔軟に対応できます。アポロ13号の事例などを読んでいただければわかりますが、危機的状況になった場合の対処法にとどまらず、トラブルに巻き込まれた本人の精神的状況など、ありとあらゆることを見越して段取りをしておくことで、絶対不可能と言われるようなミッションを可能にしました。

自分で言うのもなんてすが、僕も割と段取りは良い方だと思います。「あれをするにはこれとこれをいついつまでにしなければならない」と、誰に言われるでもなく、ほぼ自動的に考える習慣ができあがっています。しかし、このような事例に触れると、「まだまだだなぁ…」と思ってしまうわけですが…(^^;)

 

後半はより「段取り力」の本質に迫っていくことになりますので、そちらは次回の記事でまとめようと思います!