読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「知らないでは済まされない!「働き方改革関連法」早わかり」(布施直春著)

おはようございます。

今日は、元労働省長野、沖縄労働基準局長の布施直春さんによる「知らないでは済まされない!「働き方改革関連法」早わかり」という本についてです。

 

僕は現在、非常勤職員として働いています。そして、年度が替わって契約を更新するにあたって、有休の取り扱いが変わりました。具体的には、5日以上年休を取得しなければならないというものです。これは年休を10日以上付与されている職員が対象となり、職場の方が時季を指定して年休を取得させることもできる制度です。

この本は、このような今年4月に労働基準法労働安全衛生法など8つの法律が改正された、いわゆる「働き方改革」について概説したものです。

僕はまったくの法律の素人ですが、とても読みやすく、「そんな風に変わったんだなぁ」と大つかみに理解することができました。人事の職員さんなど、職員の福利厚生の実務を担当する方には少し内容が薄いのかもしれません。読者がどういったニーズを持つ人なのかによって、感想が変わると思います。

 

話は変わって、働き方改革について言えば、僕がいる福祉の業界でもきちんと定着するのかが不安です。

会議でいろいろな施設などを訪問しますが、その日のスタッフを確保するので精一杯というところがたくさんあります。そのような状況下で、年休の取得を保障できるのか?もしかすると、現場を回すために罰金を支払ってでも職員の年休確保を諦め、そのしわ寄せを職員のお給料や設備管理費などに求めるといったことが出てくるのではないかと思います。

休暇の取得を国として推進するのは本当に大切です。しかし、特に人が足りていない福祉業界や運送業界などでは、人材確保やそのための(待遇面も含めた)雇用環境の整備がもっと大切なのではないかと思います。

しばらく動向を見守るしかありませんが、また新たな問題点が出てくるかもしれません。