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「東大教授が教える独学勉強法」(柳川範之著)その1

こんばんは。

今日は柳川範之さんの「東大教授が教える独学勉強法」という本を取り上げます。まずは第1章です。

 

東大教授が教える独学勉強法 (草思社文庫)

東大教授が教える独学勉強法 (草思社文庫)

 

世の中にはいろいろな勉強があります。この本は主に「答えのない問いに自分なりの答えを見つける勉強」について書かれていますが、第1章ではなぜこのような勉強が必要かが述べられています。

ひとつの大きな理由が、コンピューターの発達です。今はちょっとわからないことがあればすぐに、スマホに「OK、google」などと呼びかければ、答えを教えてくれるような時代です。情報をたくさん持っていても、それだけで価値が高まる時代は終わりを迎えつつあるわけです。

しかし、仕事においては何が正しい答えかはっきりしているものがほとんどありません。地域特性に応じた社会資源を作っていく僕の生活支援コーディネーターの仕事は、ある意味、その最たるものかもしれません。例えば、「Aのような地域には~を作ると良い」という方程式は、あるにはあるのかもしれないけれど、変数が多過ぎて方程式の体を実質なさない。そんな答えのない問いに、少しでも自信を持って判断できるようにするための土台として、理論や知識が必要になります。だから、僕たちは勉強しなければならないというのが著者の柳川さんの考えです。

学校では答えのある問いに対して、答えを導き出すための方法はたくさん教えてくれます。しかし、そもそもの「学び方」については、ほとんど教えてくれません。社会人が勉強することに対して拒否反応があるのは、答えのない問いへの向き合い方を知らないからとも言えるでしょう。

新しい時代の勉強は「独学」が最も効果的な方法だと柳川さんは主張しており、第2章以降でその辺りが語られると思います。