読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「能率手帳の流儀」(野口晴巳著)

こんばんは。

今週末も大型の台風が来ると予想されています。一難去ってまた一難というところですが、皆さんどうかお気をつけください(>_<)

さて、今回は野口晴巳さんによる「能率手帳の流儀」という本について書きます。

 

能率手帳の流儀

能率手帳の流儀

 

10年以上前の本ですので、現職などはわかりませんが、野口さんの出版当時の肩書きは株式会社日本能率協会マネジメントセンター代表取締役会長となっています。

能率手帳と言えば、手帳の代名詞と言っても過言ではないと思います。かく言う僕も手帳が大好きで、毎年いろんな手帳を買ってみては、試しています。

これまでも手帳術の本はいくつか読んできましたが、この本はいわゆるハウツーものとは一線を画しています。そこからさらに踏み込んで、社会人としてのあり方とか、人生の豊かな過ごし方にも触れられており、その調子は優しく諭してくれるような感じでした。

一貫しているのは、一日一日を大切にすることと、そのために振り返りを重要視していることでした。手帳というと、スケジュール管理、あるいはタスク管理の要素が主な機能と思う方が多いと思います。いわば未来志向のツールと思われがちですが、著者の野口さんは「成長は急ぐ必要はない」という考えのもと、日々の積み重ねを大切にされていました。

10数年前とは仕事や成果についての考え方は変わったのかもしれませんが、「やるべきことをやる」という根本部分は変わっていません。毎日の生活を振り返り、良かったことは手帳に書いて自分でほめてあげる(→大人になったらあまりほめられることがないから)、改善すべきことは手帳に書いて次に活かす…その繰り返しが成長につながります。

手帳で1日を振り返るということは、毎日PDCAを回すこととイコールです。たとえ1日の成長の度合いは長さで言うと1mmにも満たないのかもしれないけれど、それを習慣化することで、いつの間にか10cmくらいまで大きく成長している。それが野口さんの考える理想の成長のあり方なのだと思いました。

また、手帳には仕事のことばかりでなくプライベートのことも書くことを勧めていました。行きたい店、読みたい本、やりたいこと…そういったものをリスト化する作業は楽しいですし、多忙な生活に潤いを与えてくれます。よく手帳には別冊のアドレス帳がついていますが、著者の野口さんはこれもいろいろなリストの記入欄にしていたそうです。手帳会社の重役ともあろう方が、その一部を本来の用途とは違う使い方をしているなんておもしろいですよね!

でも、それはつまり、自分の使いたいように使ったらよいということなのだと思います。僕にはまだ確固たる手帳術があるわけではありません。そもそも、まだ100%「これだ!」という手帳は決まっていません。ただ、いろいろ試す中で、ある程度の自分なりのルールはできてきました。次は、きちんと毎日、手帳を開いて1日を振り返る習慣をつくる必要がありますね!

でも、著者の野口さんも述べているように、あまり張り切り過ぎず、別に何も書くことがない日があっても気にせず、楽しく手帳と付き合っていけたらと思います。手帳は嬉しいことも辛いことも何も言わずそっと受け止めてくれる器の大きい存在なのですから…(^-^)