読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「やり抜く人の9つの習慣」(ハイディ・グラント・ハルバーソン著)その1

おはようございます。

今日は、コロンビア大学副学長で、社会心理学者のハイディ・グラント・ハルバーソンによる「やり抜く人の9つの習慣」について書きます。

 

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

 

 このブログで取り上げる本は古いものがほとんどなのですが、この本は比較的新しい方になるかと思います。最近のビジネス書ではめずらしく、ページ数の少ない本(120ページほど)なので、本屋で平積みされることもあって目にしたことのある方も多いと思います。

本書では、心理学の研究、実験から導き出した目標達成のための9つの習慣についてまとめられています。先ほど、120ページほどと書きましたが、その分文字が小さいのかというとそうではありません。大きめの文字でポイントを絞って書いてありますので、普段本を読む習慣のない方にオススメです!

「目標に具体性を与える」とか「目標達成への行動計画をつくる」など、9つの習慣自体はそれほど目新しいものではないのですが、考え方として参考になったものがいくつかありました。今回は本書の前半部分からです。

・初心者はあまり頻繁にフィードバックすべきではない

目標を設定して、達成に向けた行動を計画したら、実行に移すことになります。そして、その次に必要となるのが振り返りの作業となります。ここで、初心者の場合はあまり頻繁に振り返りをすべきではないと著者は述べていました。

その理由を一言で言うなら「一喜一憂」ということになります。僕の例で言うと、ダイエットを始めてから、毎日のように体重測定をしています。カロリー制限をして、今ではウォーキングなどを取り入れてもいますが、1日を終えて体重を測っても減っていなかったり、下手をすると増えていることさえあります。代謝の関係もあるので、それ自体は別に大したことではないのですが、「体重が増えた」という事実に囚われてしまい、「もっと別の方法をとらないといけないのではないか?」などとなって混乱してしまいます。

以前にこのブログでも取り上げた、「「続ける」習慣」(古川武士著) - 読書記録 for meでも、シンプルに記録することは必要だけれども、結果にとらわれないことが大切だと書かれていました。

・「これまで思考」が強いと、モチベーションが下がってしまう可能性がある

目標達成への道のりでは、「これまで思考」と「これから思考」の2つの考えを行ったり来たりします。同じく僕のダイエットを例にすると、目標は「体重を85kgまで減らすこと」としており、ここまで約1年で15kgほどの減量に成功しています。しかし、目標の85kgにはあと7kgほど減量しなければなりません。この例で考えると、「これまで思考」に依れば「もう15kgやせてきた」となり、「これから思考」に依れば「まだ7kg減量しないといけない」となります。

著者は、「これまで思考」が強ければ、ここで他の目標に目移りしてしまうおそれがあるとしています。そして、他の目標に乗り移っていくことを繰り返すと、結局として何ひとつ目標を達成できていない状態になるのです。15kgやせたという達成感に浸ってしまって、気が緩んでしまうんですね。そのため、目標を達成するには、「これから思考」で目標までの距離を見定めて、モチベーションを維持するのが大切になります。

残りの後半部分については、次の記事でまとめようと思います。

僕もあと7kgやせられるように、頑張らないと!!(笑)