読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「レバレッジ時間術」(本田直之著)

こんにちは。

今日は本田直之さんの「レバレッジ時間術」という本についてです。

 

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

 

 本田さんといえば、「レバレッジ〇〇」という本をたくさん書いており、書店のビジネス書の棚には必ずと言っていいほど本田さんの本が売られていますよね!なお、レバレッジとは「てこの原理」を意味しており、時間に置き換えて言うなら、「少ない時間で大きな成果をあげる」ということになります。

本書では、少ない時間で大きな成果をあげるにはどうすればよいか、スケジューリングや時間管理の観点から書かれています。しかし、古い本になるため、紹介されているノウハウそのものは目新しいものではありません。例えば、「自分なりの時間割をつくる」であるとか、「チェックリストを準備する」といったものです。

ここではむしろ、時間にレバレッジをかける本当の意義についてまとめようと思います。

本書で主に比較対象になっているのは「お金」ですが、お金を増やそうとする場合、その方法として資産運用が考えられます。しかし、お金の場合は人が持っている資産にかなりの差がありますし、運用には多少なりともリスクが伴います。一方、時間の場合は、誰にでも等しく1日24時間という元手があります。さまざまなノウハウを実践した結果、時間管理がうまくなろうとならまいと、1日24時間という元本は変わらないわけですから、リスクはありません。そこがサブタイトルになっている「ノーリスク」の意味となります。

しかし、これを「ハイリターン」にするには、成果を強く意識しなければなりません。たとえ時間短縮によって自由に使える時間(=資産)が増えたとしても、そこで何もしなければリターンはないわけです。自分にとっての成果は何かを吟味し、そこから逆算していって、「今、何をしなければならないか」を明確にしなければなりません。そこまでして初めて、リターンが得られることになります。

もう一点、時間の使い方を考えるうえで重要なことがあります。それは、例えば「1時間かかる仕事を5分短縮するためにはどうすればよいか?」というよりは、「1時間かかる仕事を5分で終えるためにはどうすればよいか?」という考え方をした方がブレイクスルーは起きやすいということです。それくらい思い切った考え方をしないと、レバレッジはかかりません。

その究極は、仕事を他の人に任せたり、アウトソーシングするということになるのでしょうが、全部のことを周囲に任せたりアウトソーシングすることは当然できないので、時間割の考え方やスケジューリングの方法を取り入れてはどうかというのが本田さんの考えになります。

ちなみに、僕自身もチェックリストは普段の業務で活用しています。確かに、チェックリストを最初につくるときは手間がかかりますが、威力は絶大です。本書でも触れられていますが、業務の引き継ぎのときにもすごく重宝しますよ!!

文章も平易ですし、時間術を手軽にサッと学ぶにはとても良い本だと思います。特に社会人になりたての方なら知っておいて損はしないことばかりだと思うので、ぜひ読んでみてください。