読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「齋藤孝の企画塾」(齋藤孝著)その1

こんばんは!

今日は「齋藤孝の企画塾」という本についてです。

 

 僕はこれから、地域の高齢者がイキイキと暮らせるようにさまざまな仕掛けをつくっていくことになります。つまり、企画をたてていきます。アイデアはそれなりにわくものの、それを一本の企画にする力が欠けていると感じていたため、本書を手にとりました。

冒頭、「デザインシート」なるものがフォーマットとともに書かれています。世間一般には企画書になるのでしょうが、その中でも必要不可欠なエッセンスをまとめるためのシートとなっています。「デザインシート」に書くのは7項目です。

・対象

・タイトル(ネーミング)

・ねらい

・テキスト(素材)

・キーワード(キーコンセプト)

・段取り:具体的にどうやって行うのか

・仕込み(裏段取り):準備は何をするのか

著者の齋藤さんは、この「デザインシート」に慣れて、“技化”(→齋藤孝さんの本によく出てくる言葉。「自分のものにする」というイメージ)するのがこの本の目的としています。

そして、「デザインシート」に慣れるための方法として、うまくいった企画をシートに落とし込んでいくことを提唱しています。はじめから自分で一から考えるのではなくて、もともとある事例を使っていけば、良い企画のひとつのパターンが見えてきます。例えば、世の中には長寿番組と呼ばれるものがありますが、そういった番組は、出演者は違えど毎回だいたい同じパターンで構成されていますよね。その番組について、上記の7項目にはどういった内容がは入るかをまとめてみるんです。

以降、事例に触れながら「良い企画」とはどういったものか、どうやったら良い企画がつくれるかについて、まとめられています。

【「良い企画」の条件】

・コンセプトがクリアである。

・良い企画の場合、練った時点で映像までくっきりできあがっている。

・どんなことでもビジュアル化できる人は企画力のある人。

・つくった企画のうち、良い企画が3割以上なら優秀。

【「良い企画」をつくるための方法】

・常に「デザインシート」を持ち歩き、何か企画を思いついたら、とにかく落とし込んでみる。

・領域をまたいで考える。「良い企画」といっても、本当にまっさらなアイデアというものは実はあまりなく、もともとあったものをアレンジしたものがほとんど。

・常に「自分が乗り越えなければならない課題」や「実現したい企画の柱」を頭に叩き込んでおく。それは、情報を得たときにかける網となる。

・企画を立てているときはワクワクするもの。それが採用されようがされまいが、まずは企画を立てる楽しさを知る。そして、いつか企画がハマると、そのときは大きな快感が得られる。

・会議や対話を通じて、他人の考えとつながると、自分の頭の中だけで考えていた企画が一気に広がることが多い。

・対象を絞ってみる。オールマイティなものにしない。

・自分の中で盛り上がっているときに企画にしてしまう。

・最初はリスクのできるだけ少ないもので企画を成功させ、成功体験を得るのが大切。いきなりハイリスクな企画にチャレンジして、失敗してしまうと、信頼を失う。

 

今回はいつもと少し違うまとめ方になりました。できれば、箇条書きではなく文章にしたかったのですが、このほうがわかりやすいと判断しました。後半部分は企画塾の上級編として書かれています。こちらについては、次回、まとめたいと思います。

それでは、今日はこのへんで!おやすみなさい…(-_-)zzz