読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「鋼のメンタル」(百田尚樹著)

おはようございます!

今日はケアマネ研修で、今、会場に向かう電車に乗っています。

今回は百田尚樹さんの「鋼のメンタル」という本についてです。

 

鋼のメンタル (新潮新書)

鋼のメンタル (新潮新書)

 

 僕はあまりお目にかかったことはないのですが、時に百田さんの歯に衣着せぬ発言が物議を醸すことがあるようで、ネット上で叩かれることも多いようです。

そんな百田さんがいかにメンタルを維持しているかについて書かれているのが本書になります。さすが人気作家の百田さん、「雑談力」(百田尚樹著) - 読書記録 for meという本も取り上げましたが、ついつい引き込まれるような文章で楽しく読めます。

いろいろな事例からメンタルを維持する方法や考え方が書かれているのですが、ひとことでまとめてしまえば、「ストレッサーとなりうる事象について、角度や視点を変えて捉えるのが大切!」ということです。

その角度や視点の置き方が重要で、例えば、「幸福感を感じられない」のならば、日本という枠組みから世界という枠組みに変えてみる。確かに、日本人は幸福度が低いと思う傾向があるようですが、日本では食糧に困ることはまずないですし、たとえ金銭的に厳しい状態でもそれを助ける制度があります。戦争とも(この先はわかりませんが)無縁です。ところが、国によっては今日生きるのも一苦労…というところもあります。

もう一つ、好きになった人に告白したがフラれてしまったときを例に挙げます。たとえフラれたとしても、それで命を取られるわけではありません。その瞬間は「命を取られた」ような苦しみ、悲しみに苛まれるかもしれませんが、長い人生という時間軸で捉えると、自分にとってむしろプラスに転じるかもしれません。

このように、時間、空間、主観と客観など、捉え方をちょっと変えてみるだけで、心にかかる負担はかなり軽減できるというのが本書を貫く百田さんの主張となります。

本格的(理論的)にメンタルケアについて学びたい方には物足りないと思いますが、手軽に知りたい程度という方には良いと思います。