読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「決断力」(羽生善治著)その2

こんばんは。

今日は、前回に引き続き、羽生善治さんの「決断力」という本についてです。後半部分となります。

 

決断力 (角川oneテーマ21)

決断力 (角川oneテーマ21)

 

 後半で参考になったのは、次の2つ。

・ミスには面白い法則があること。

・不利なときでも一気に挽回しようとしないことが大切。

著者の羽生さんは、次のように述べています。

「たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。ミスとミスで帳消しになると思いがちだが、あとからしたミスのほうが罪が重い」(p99)

これはいろいろな捉え方ができそうです。単にミスをしないことも大切だし、ミスしてしまったあとも自分があきらめなければ、相手がミスをして形勢が変わるかもしれません。また、参考になった2つ目にもつながりますが、一気に挽回しようとしてミスをしてしまうと、もうどうしようもなくなります。だから、少し不利な状況になったとしても、引き離されないようについていくことが重要になります。

さらに言えば、「相手と自分」という枠組みでなく、「自分ひとり」の状況で考えても、最初のミスに気付いた段階である程度のケアをしなければ、さらなるミスは致命傷になってしまうという見方もできます。

人間は失敗する生き物です。ミスをしない人間などいません。ミスしてしまったとき、その影響を最小限にとどめるため、少なくともさらに状況を悪化させないよう粘り強く物事に臨みたいところですね!

 

ここからは余談になります。

実は今日、近くの将棋教室に見学に行きました。そして、その場で申し込みをしました。インターネット上の将棋道場である「将棋倶楽部24」で9~10級あたりをうろうろしている僕ですが、それを伝えたところ、その教室では4級ということで、早速3人の方と対局をしました。

1人目は僕と割と世代の近い方、2人目は小学生、3人目は定年を過ぎたと思われる方と相手はバラエティに富んでいて、さらに、相手の棋力にあわせて、1人目はハンデなし、2人目は相手にハンデあり、3人目はこちらにハンデありという状況で指しました。結果はたまたま3連勝でしたが、勝ち負け云々ではなく、実際に盤を挟んで対局できたこと自体が非常に楽しかったです。

そして、いつの間にか、最近にはないくらいその場に集中できていましたし、一手を指すために使うエネルギー、つまり決断力もインターネット上で指すときとは違う印象でした。この本で学んだことが、これからよりリアルに感じられるのではないかと今から楽しみです!!