読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「戦略思考コンプリートブック」(河瀬誠著)

こんばんは!

GW後半も、もう半分終わってしまいました…特に予定もないので、前回の記事でも書いたような今年度の方針について考えたり、本を読んだり、のんびりさせていただいております(笑)

今日は河瀬誠さんの「戦略思考コンプリートブック」についてです。

 

戦略思考コンプリートブック

戦略思考コンプリートブック

 

 発売日が2003年ということで、割と古い本ですが、そもそも戦略思考の基本はこの数年で劇的に変化したとは思えないので、レビューが高かったということもあり、読んでみました。

結論から言うと、本書は戦略思考をしているときの、思考の展開を実況中継したような内容でした。イシューツリー(ピラミッドストラクチャーみたいなものです)をつくるときにハマりやすい落とし穴についても解説されています。個人的に勉強になったのは、以下の2つです。

・プロのコンサルタントでもイシューツリーは何度も何度も書き直している。一回でできあがることはありえない。モレやダブりがあったらゼロクリアして考え直す。

・枝分けしたすべての論点について掘り下げる必要はなく、メリハリをつけて考えることが大切である。

MECEを意識してイシューツリーを展開させていても、切り口が間違っていれば、どこかでモレやダブりが出てきます。僕の事例で恐縮ですが、前回の記事(日々の読書を活かして今年度の方針を考える(健康編:①食事) - 読書記録 for me)でも書きましたが、健康についていろいろ考えて、イシューツリーをつくりました。実は一番最初、「健康」を「ダイエット」「食事」「運動」で展開させたんです。で、ダイエットは次に「摂取量を減らす」「活動量を増やす」と枝分けしてみたのですが、つまりこれって「食事」と「運動」のことなんですよね。2段階目という早々のダブり発覚でした(笑)

この後、ゼロクリアして書き直して、身体的健康と精神的健康に分けたことで、少しはマシな検討ができて、あの記事になったわけです。まぁ僕のような初歩的な間違いを犯す人はいないと思いますが、でも、本書でこういったことを学んでいなければ、平気でそのまま続けていたと思います。そして、すべての論点について掘り下げようとして、堂々巡りに陥っていたと思います(^^;)

なお、本書ではイシューツリーにとどまらず、仮説の立て方、説明の仕方、フレームワークの説明などについてもページが割かれています。僕は福祉関係の仕事をしているため、利益追求についての考え方や製造プロセスなどに慣れていないこともあって、読みづらいところが一部ありました(特にフレームワークの説明部分)。しかし、一般企業でお勤めの方ならもっとわかりやすく読めるんだろうなぁと思います。

戦略思考を体験するためのワークも随所に出てきて、かなりボリュームもありますが、しっかり読み込んで、しっかり取り組めば、得るものは非常に大きいのではないでしょうか。仮説の立て方など、僕ももう一度しっかり復習するつもりです!!