読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「「自分の居場所がない」と感じたときに読む本」(水島広子著)

 こんにちは。

今回は先日取り上げた「「他人の目」が気になる人へ」(水島広子著) - 読書記録 for meと同じ水島広子さんによる「「自分の居場所がない」と感じたときに読む本」についてです。

「自分の居場所がない」と感じたときに読む本

「自分の居場所がない」と感じたときに読む本

 

 「「他人の目」が気になる人へ」があたかも自分の心が透視されているかのような内容で、自分にフィットしたものだったので、もう1冊読んでみようと思いました(実は水島さんの本をすでにあと1冊購入しています。またいつかご紹介できたらと思っています)。

今回は「居場所」がテーマです。「「他人の目」が気になる人へ」の記事でも書きましたが、中学生の頃、体臭について陰口を言われていました。いじめられてはいませんでしたが、このときは自分の中で本当につらく、クラスの中で居場所はまったく感じられませんでした。ちなみに、中学の同級生でいまだに関わりがあるのはたった1人、高校にいたっては、誰ともつながりがない状態です。

居場所問題を考えるときも、やはり重要なのは自己肯定感となります。本書では「すっぴんの自分」という表現で示されていますが、ありのままの自分を受け入れることで居場所をつくることができると水島さんは述べています。居場所を「つくる」というのがポイントで、居場所は他人に作ってもらうものではない。ものすごぐ気の利く人がいて奇跡的に居場所が他人によってもたらされることはあるものの、それよりも自分でつくった方が容易としています。

では、どうやって居場所を「つくる」のか?ということですが、それには3つのステップがあります。それは、以下の3つです。

ステップ①:まず、「生き方」を決める

ステップ②:相手に「居場所」を与える

ステップ③:自分に「役割」を与える

ステップ①の「まず、「生き方」を決める」ですが、これは自分の心の平和を目指すというものです。居場所のなさを感じる場面にはいろいろなものがありますが、どんな状況でもとにかく自分の心の平和を一番に目指すというスタンスです。

ステップ②の「相手に「居場所」を与える」では、他人のジャッジを気にせず、また、逆に自分自身も他人をジャッジしないことで可能になります。なお、ジャッジメントとは「相手や状況に対する自分の感想や位置づけ」のことです。

そして、最後のステップ③「自分に「役割」を与える」ですが、本文では飲み会の幹事が例として示されています。僕も、数は少ないですが、飲み会の幹事をやったことがあります。確かに、そのときは幹事としての動きに徹せざるをえないので、居場所云々を気にする暇もありません。周囲の人も「あの人は幹事だからバタバタしてるんだろうな」と見てくれると考えられるため、ますます居場所のなさが気にならない。自分はその状況でどういった役割を担うのか、そこをはっきりさせることで、自分の中で居場所はつくれるとしています。

しんどいシチュエーションで、ステップ①やステップ②の心境をどこまでキープできるかという難しさはありますが、こういう考え方を知っているだけでも気分は楽でいられそうですね!職場でなかなか他のスタッフとコミュニケーションが取りづらく、苦心しているところがあります。しかし、まずは自分の心の平和だけを目指して、とりあえずできる仕事をしていこうと思います。

「「他人の目」が気になる人へ」も同じですが、書いてあることを思考のクセにできるまで、何度も繰り返し読んでいきたいです。