読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「雑談力」(百田尚樹著)

おはようございます。

今日は百田尚樹さんの「雑談力」という本についてです。

 

雑談力 (PHP新書)

雑談力 (PHP新書)

 

 「永遠の0」などで有名な作家さんですね!お恥ずかしい話ですが、百田さんの小説の方はまったく読んだことがありません。でも、冒頭に出てくるように、百田さんは「書くことよりも喋る方が100倍も好き」ということで、本書はその「喋る」方に特化した本となっています。

読んでいて感じたのは、「新書らしい本だなぁ」ということです。もちろん、雑談力について書いてあるのですが、本全体が話のネタ集みたいな感じなのです。ノウハウ的なことは目次の節に書いてあることがほぼすべて。本文はほとんどがノウハウを裏づけるための事例(ネタ)という構成になっています。でも、そこは人気作家の百田さん。とっても読みやすく、思わず笑っちゃう箇所もいくつかありました。事例の方が頭に残ってしまい、肝心のノウハウを忘れてしまうかもしれませんが、後で目次を読み直せば大丈夫かと思います…(^^;)

でも、「面白い話をしようとすればそれなりのインプットをしないといけないこと」「雑談力を高めるためにはやはり経験を積むこと」というのは真理だと思いました。中途半端な雑学やうんちくを披露しても全然面白くない。背景にあったストーリーや事実を裏づけるための数字をきちんとおさえて話をしないと、面白い話まで面白くなくなってしまいます。

また、話す側に自信がないとそれは聴く人に伝わってしまいます。しかし、ほとんどの人は話術の天才ではないため、それを補うためには経験するしかありません。例として島田紳助さんの話が出てきますが、収録中に延々としゃべり続けることがあったそうで、これはネタの内容を確かめていたのではないかというのが百田さんの推測です(ちなみに百田さんは、関西で超人気番組の『探偵!ナイトスクープ』のメイン構成作家でもあります)。あの島田紳助さんでもそうやって話術を磨いていたということですね!家族や気の置けない友人などに試しながら、だんだん肉づけしたり余分なものをそぎ落とすことでネタの中身を洗練させていくことが大切です。

他にも話す相手による話題の選び方などにも触れられていましたが、なんだかんだでやっぱり事例の内容の印象が強かったなぁ(笑)