読書記録 for me

読んだ本のまとめなどを書いていきます。

「“税金ゼロ”の資産運用革命」(田村正之著)

こんばんは。

今日は田村正之さんによる「“税金ゼロ”の資産運用革命」という本について書きます。

 

“税金ゼロ

“税金ゼロ"の資産運用革命 つみたてNISA、イデコで超効率投資

 

 著者の田村さんは日本経済新聞編集委員ということですが、証券アナリストやファイナンシャル・プランナーでもある方です。サブタイトルにもありますが、本書は主につみたてNISAやイデコについて書かれています。

金利が非常に低い現代にあって、所持しているお金自身にも動いてもらう資産運用の考え方がかなり一般的になってきました。僕自身も現在、課税口座を使って投資信託で積み立てています。ちなみに、現在積み立て始めて1年ほどで、しかも昨年末に株価が急落したことから、今は若干ですがマイナスとなっています(積立投信の場合、10年単位の長い期間をかけて運用するものなので、1年程度の短期間での結果はさして重要ではありません)。

そんな折、友人が「つみたてNISAを始めた」と話していたのを思い出し、本書を手に取りました。そもそも、つみたてNISAやイデコとは何かというと…

つみたてNISA:積み立て方式の小額投資非課税制度。年40万円を上限に積み立てられる投資信託の値上がり金や分配金に対して、税金が課されない。非課税期間は最長20年。(本書p12より)

イデコ:個人型確定拠出年金。掛け金を出した段階でその分がまるまる税金の計算から外れ、「掛け金×税率」分の税金が返ってくる。(本書p12より)

というものになります。例えば通常の投資の場合、運用益に対して20%の税金が取られるので、その分もまるまる儲けになるとすれば、とても大きいのではないでしょうか。

僕は専門家でもなんでもないので、詳しくつみたてNISAやイデコについて述べたり、ましてや投資を勧めるつもりは一切ありません。それぞれの制度の内容については、本書を読んだり、他にもムック本などがたくさん出版されているようなので、そちらでご確認いただければと思います。

それよりも、これらの制度がもたらすメリットやデメリットをきちんと理解しておくことは、長い人生を設計するときの大きな力になるということの方を知っておくべきだと思います。また、積み立て投資、分散投資等の考え方を知れば、投資に対する怖いイメージも少しは払しょくでき、お金を増やすための新たな選択肢を得ることができるのではないかと思います。

本書ではつみたてNISAやイデコはもちろん、通常のNISAや企業型確定拠出年金などについても章を割いて丁寧に解説されているため、それぞれの読者が置かれている状況に合わせた資産運用を考える良いきっかけになると思います。また、これは個人的な感想かもしれませんが、変にどちらかに偏ったものではなく、フラットな視点でごくごく一般論が書かれていると思うので、その点も良いと思います。少なくとも「大儲けしたい」という方は他を当たった方がよいでしょう(笑)

年金受給年齢も、この先引き上げられる可能性が高いと思いますので、きちんと老後の生活も考えておきたいですね。

積み立て投資の考え方について書かれた本もこのブログで以前にご紹介していますので、気になる方は下記をご覧ください。

azreader.hatenablog.jp

 

2018年の本ブログを振り返って

こんにちは。

とってもヒマだったので(笑)、このブログの昨年の記事一覧を見ていました。

数えてみると、2018年にご紹介したのは、全部で77冊ありました(1冊につき複数の記事を書いたものもありますが、それは複数記事を合わせて1冊とカウントしています)。1年は365日なので、約5日で1冊のペースで本を読み、記事を書いていたことになります。

こうしてみると、そこそこのペースで結構たくさん読んだなぁという気持ちになりますね!

 

また、現在、おかげさまで30名を超える方に読者登録いただいております。最近、読者登録いただくペースが少し上がっているような…?

本当にありがとうございます!!

 

でも、ブログのタイトルにもしていますが、あくまで自分が読んだ本についてアウトプットする場というのが第一目的なので、これからもコツコツ読書を続けていけたらと思っています(^^)v

「年収200万円からの貯金生活宣言」(横山光昭著)

おはようございます。

今日は家計再生コンサルタントである横山光昭さんによる「年収200万円からの貯金生活宣言」という本についてまとめます。なお、僕が読んだのは単行本の方ですが、今では新書版が発売されていますので、そちらの方を貼り付けておきます。 

 

 とってもポップな表紙で、いかにも読みやすそうな雰囲気を醸し出しています。実際に、図表やイラストなども交えて構成されていますし、語り口も穏やかな感じなので、とても読みやすいです。しかし、お金との向き合い方という意味では、結構厳しいものです。「言うべきことは言うけれど、きちんと向き合えば貯金できる体質に変えられる」というスタンスにあると思います。

横山さんの提唱する考え方は、お金の使い方を「消費」「浪費」「投資」に分けて考えるというものです。分類は次のとおりです。

  • 消費:生活するのに必要なものの購入や、使用料としての支払全般を指す(食費、住居費、水光熱費、交通費など)。
  • 浪費:生活に必要でないもの、今をひたすら楽しむためなどの、無意味な使い方(タバコなどの嗜好品、ギャンブルなど)。
  • 投資:生活に必要不可欠というものではないが、将来の自分にとって有効な使い方(本などの学ぶための費用、投資信託、貯蓄など)。

 注意しなければならないのが、同じものでもその目的によって「消費」「浪費」「投資」のどこに分けるかが変わってくることです。飲み会を例にすると、さして行きたいわけでもないのに、付き合いだけで行くものは「浪費」、人脈を築くために参加するものは「投資」となります。つまり、この考え方で重要視しているのは、特に最初のうちは「いくら使ったか?」よりも「何に使ったか?」の方です。

日々の出費を「消費」「浪費」「投資」で分けてみて集計すると、それぞれが占める割合が出てきます。なお、著者の横山さんは、理想の比率を「消費:浪費:投資=75:5:25」としていました。浪費は限りなくゼロに近い方がよいのですが、すべてをガチガチにしてしまうと、逆に成果につながらないと述べていました。

お金の使い方の分類とともに、もう一つ非常に重要なのは、いつまでにいくら貯めたいのか、使い方の割合をどのように変化させたいのかなどの目標を明確にすることです。それを見える化するために、「夢ノート」の作成を勧めています。もちろん、家計簿といっしょにして1冊で管理するのもOKとのことです(本書の内容を実践できる専用の家計簿も発売されていますので、そちらについては次のリンクをご参照ください)。

 

明るい貯金生活家計簿 2019

明るい貯金生活家計簿 2019

 

 

より詳しい内容は本書をお読みいただくとして、本書で紹介されているのは、上記の内容を記録して、1ヶ月ごとにお金の使い方や目標への到達具合などを振り返り、それを3回繰り返すという1クール90日のプログラムとなっています。90日のプログラムをひたすら繰り返せば、お金を貯めることができなかった人でも貯金体質になれるとしています。付け加えると、プログラムを継続するためには、そこに他者の目(知っている人でもブログのような不特定の人でもよい)が入るとより効果的です。

実は僕もかつてお金の管理がかなりずさんな時期があって、そのときに出会ったのが本書です。以降、クレジットカードを使うのを一切やめて、本書で紹介されているデビットカード(預金の範囲内でしか使えない即時決済のカードですが、ネット通販でも使えるので非常に便利!)をつくったり、本書の考え方を参考にお金の使い方を見直して、今ではかなり改善されました!

他にも債務整理など、お金に関する周辺知識にも簡単ではありますが触れられていますので、なかなかお金が貯まらないという方にはまず読んでみてほしい本です。

「初速思考」(金田博之著)

こんばんは!

3連休が終わり、今日は仕事に行くのが憂鬱でした。また明日以降、気分を盛り上げていかないといけませんね(^-^)

さて、今日は金田博之さんによる「初速思考」という本を取り上げます。

初速思考

初速思考

 

このブログでは、過去に2冊、金田さんの本を取り上げました。いずれもかなり具体的なノウハウが書かれていて、とても参考になったのですが、本書はその2冊を足して2で割ったような内容に感じました。

全編を通じて強調されているのが、成功体験を目に見える形でノートやデバイスに毎日記録していくこと。テーマは決める必要はなく、また、仕事のことばかりでなければならないわけでもなく、まずは毎日記録していくことを習慣化するのが重要になります。記録を蓄積していく中で、徐々に特定の場面で活かせるノウハウが集まってきます。それをテーマ別に「アクションリスト」としてまとめ、作成したアクションリストに基づいて、スピード感を持って目に見える結果を出していきます。

「29歳からの人生戦略ノート」(金田博之著)での書き方だと、個人的には少し取り入れるにはハードルが高く感じられ、もしかするとノートを書くこと自体が目的化してしまいそうな印象を受けました。しかし、本書では、その方法自体は変わらないにも関わらず、初速を上げて成果を挙げるという本来の目的につながるような文章表現に感じられたので、そこが良かったと思います。

まとめると、「結果は「行動する前」に8割決まる」(金田博之著)で取り上げられていた「ベンチマーク」(→自分が高めたいテーマについて優れたスキルを持っている人をマークし、徹底的にやり方を真似たり参考にする考え方)を通じて、自分で試してみる。そこで成功体験が得られれば、記録に残していく。それを積み重ねて自分専用の成功パターンを構築する…という流れになります。

また、できあがった成功パターンは、一度作ったら終わりではなく、より良いものにブラッシュアップするのが大切になります。

PDCA本の多くはチームで回すことを念頭に置いた内容が多くなっていますが、個人を成長させるフレームワークとしてPDCAを活用したい方にとっては、本書はとても良いと思います。

過去2冊については、以下の記事をご確認ください。

「結果は「行動する前」に8割決まる」(金田博之著)その1 - 読書記録 for me

「29歳からの人生戦略ノート」(金田博之著) - 読書記録 for me

 

2019年の抱負

こんばんは。

ここのところ読書記録が続いていたので、少し違うことが書きたくなりましたので、今日は「2019年の抱負」というテーマで書こうと思います。

本当は「2019年の目標」と書きたかったのですが、「目標」としてしまうと息苦しい感じがしたので、少しだけ緩めました。

 

早速ですが、今年は「毎日を目的意識を持って過ごすこと」に力を入れたいと思っています。

先日、「ザ・コーチ」(谷口貴彦著)という本をご紹介しましたが、そこで改めて今の自分が何となく日々を過ごしていることを痛感しました。また、このブログではまだ記事にしていませんが、「修身教授録」(森信三著)という本を読んでいても、一人の人間として生きていく意味をすごく考えさせられています。

2019年はこの「何となく」の生活から脱却し、日々丁寧に生きていきたいです。ただし、頭の中で「何となく生きていてはダメだ」と思っているだけだと、それこそ何となく「何となく生きていてはダメだ」という域からは脱することができないと思います(←わかりにくい文章でスミマセン)。だから、手帳やノートに書いたり、データ化するなど、きちんと目に見える形にしていく必要があります。

今のところ、「ザ・コーチ」に倣って、死ぬまでに叶えたいドリームリスト100をつくっています。そのうち一つにでも、この一年で近づきたいと思います!!